※ 円ベースの利回りを「総合利回り」として表示し、また2006年以降は為替レートの影響を除いた運用状況を「営業利回り」として表示しています。「営業利回り」はファンドの実力を示す指標といえます。
本ファンドのポートフォリオは、ブルゴーニュ、ボルドーの銘醸ワインを主体に、金額ベースで66.86%をブルゴーニュのアンリ・ジャイエの各銘柄、33.14%をボルドーの五大シャトー、ペトリュス、イケムなどで構成しています。
五大シャトーについては、中国、香港、シンガポール、台湾などの中国系マーケットで需要が増加傾向にあり、金額ベースで多くの割合を占めるブルゴーニュのアンリ・ジャイエも、香港を中心として徐々に知名度が広がってきています。
次にウェートが高いソーテルヌの筆頭、シャトー・ディケムはルイ・ヴィトンが同シャトーを買収した後の価格戦略が適切とは言えず、最近のヴィンテージと比較すると割安感はあるものの、シャトー・ディケムのマーケット自体が若干硬直しており、価格も停滞している感が否めません。
2005年11月21日に運用開始して以来の2010年3月31日現在の時価ベースの運用状況(成功報酬控除後の投資家から見た金額)は、つぎのようになります。
| 1.総合利回り* | 31.70%([参考]平均年間利回り:7.3%(単利)) * 総合利回りは、ワイン在庫の時価評価額や売掛金、買掛金等について3月末の為替レートに基づき評価を行った結果の運用期間中の円換算利回りを表しています。 |
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| 2.ファンド利回り** | 45.28%([参考]平均年間利回り:10.4%(単利)) ** 営業利回りは、ワイン在庫等についてユーロ建てで時価ベースによる評価を行う一方、為替差損益を含まない運用期間中の利回りを表しています。 |
| 3.運用期間 | 4年4ヵ月強(52ヵ月) |
| 2010年3月31日現在のユーロ対円の為替レートが前期末(昨年9月末)時点比で1ユーロ当たり7円弱ほど円高となったため、総合利回り(累計)が上半期で4.5ポイントほど下落するに至りました。他方、運用能力を表す営業利回りは厳しい環境ながらもコツコツと上昇を続けています。 | |
今後は投資効率を上げるために前述のシャトー・ディケムを売却して、より高い利回りが期待できる五大シャトーのオールド・ヴィンテージを上手く拾ってポートフォリオに組み入れ、もう一段の利回りアップを図っていきます。
ボルドーのネゴシアンやヨーロッパのブローカー筋では、10年以内に五大シャトーの価格は現在の倍になると見る向きが多く、既に各銘柄で価格に動きが見られ、短・中期的に見ても五大シャトーの将来性は堅いと思われ、期待が持てます。
