※ 円ベースの利回りを「総合利回り」として表示し、また2006年以降は為替レートの影響を除いた運用状況を「営業利回り」として表示しています。「営業利回り」はファンドの実力を示す指標といえます。
2003年1月より運用を開始した本ファンドは、弊社での3本目のファンド、また初のプライヴェート・ファンドとして、2001年ものプリムールを中心に、当たり年の2000年ものをリスクヘッジ用に加え、7年間の運用期間を経て、2010年1月31日をもって満期償還を迎えました。
先ず、最後までご投資、ご支援いただきました投資家の皆様に役員一同心より感謝申し上げます。
2000年という当たり年の後に続く当たり年としてスタートした2001年ものは短期間で順調な値上りを見せましたが、大幅にスタート価格が切り下げられた2002年もの、さらにはヨーロッパの猛暑によりぶどうが例年になく完熟した2003年ものの登場により、中間期には価格もやや伸び悩みを見せました。
また運用開始時はサンテミリオン、ポムロールなどのシンデレラ・ワインと呼ばれる銘柄が主流でありましたが、スタート価格が高止まりを続けたため世界的に消費者が離れ、中間期にはメドック地区のクラシックな銘柄にトレンドが回帰してきました。
そのためサンテミリオン、ポムロール地区の銘柄を売り抜け、より有利なブルゴーニュのアンリ・ジャイエ、ボルドーの五大シャトーなどに乗換え、利回りの向上に努めてまいりました。
終盤にはリーマンショックに起因する世界的な景気後退の影響もあり、価格の伸びは緩やかになったものの、2001年ものは飲み頃を迎えたヴィンテージとして実需要があり、他の金融商品に見られた大幅な下落を考えると、「消費されて価値が上がる」というワインファンドの特性が発揮された「良い分散投資先」の一つであったのではないかと思料しています。
2002年5月17日に運用開始して以来、今回の償還までの最終的な運用状況(成功報酬控除後の投資家から見た金額)は、つぎのようになります。
| 1.累計利回り | 33.89% |
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| 2.平均年間利回り | 4.90% ** ファンド利回りは、ワイン在庫等について時価(ユーロ)ベースによる評価を行う一方、為替差損益を含まない運用期間中の利回りを表しています。 |
| 3.運用期間 | 6年11ヵ月弱(83ヵ月) |
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2008年9月のリーマンショック以降の金融不安定化、世界同時株安などの影響を受け、銘醸ワインといえども価格上昇が弱含みとなったことと、日本経済の実力を反映しない超円高ユーロ安が出現し、本ファンドの償還時期に遭遇した結果、特に円建ての利回りは思うような結果が得られませんでした。今後本ファンドシリーズ2ではユーロ建てでの投資となるため、為替の影響を気にかけることなく、運用利回りの向上に注力して参ります。 | |
ワイン投資ファンドも皆様に支えられながら毎年継続してきた甲斐もあり、弊社も本ファンド組成時との比較では、有利な銘柄を数多く買付けられる力を身につけてきました。今後組成させていただきますラ・クロワッサン ワイン投資ファンド シリーズ2では、本ファンド組成時とは比較にならない有利なポートフォリオを組めるものと自負しており、今回以上に御満足いただける結果が残せるよう、役員一同さらに努力していく所存です。
