
19世紀にデュシャテル伯爵によりシャトーの名声は高められ、畑の環境整備や高い栽培技術をもってワインの品質は磨き上げられてきました。しかし、1925年以降、センドーヤ家の所有下になると大恐慌という時代の波も受け、シャトーは荒廃していき、その後、60年代、70年代にかけての評判も極めて低いものでした。
1983年に、既述のように政府からの初の認可により、サントリーがシャトーの経営を引き継ぎ、当時ボルドー大学でワイン醸造研究所長を務めていた醸造学者エミール・ペイノー博士に協力を依頼し、巨費を投じて、苗木の植替え、排水用パイプの敷設、醸造設備の改修などの努力を重ねた結果、今日ではトップクラスの3級格付けとして君臨しています。
深い紫色をしたワインで、カシス、アメリカンチェリー、ロースト・エスプレッソ、葉巻などのアロマを持ち、フルボディで驚くほどパワフルな仕上がりとなり、非常にピュアで上質、奥行きがあって美しいワインですが、もう少し熟成が必要です。
| 葡萄品種 | カベルネ・ソーヴィニョン66%、メルロー27%、プティ・ヴェルド7% |
|---|---|
| 格 付 | 第3級 |
| ワイン・アドヴォケイト (ロバート・パーカー) |
92-94点 |
| 飲み頃 | 2015-2030年 |
| 参考小売価格 | \8,000~\10,000 |
平均年間生産量は30万本で、ブドウ畑の面積は109ha、またブドウの木の平均樹齢は25年となっています。密植度は8,500本で平均収量は58hl/haです。
28℃の発酵と3週間のマセレーションは温度管理されたステンレスタンクで行い、熟成は新樽60%で平均20ヶ月、その後に清澄と濾過も行います。
| 生産地呼称/格付け | AOCシャンパーニュ |
|---|---|
| タイプ | 発 泡 |
| 品 種 | ピノ・ノワール 65%、シャルドネ 35% |
| 入数/容量 | 6/750ml |
| ヴィンテージ | 2002年 |
| 消費税込価格 | ¥15,750 |

ボランジェは、創設者であるジャック・ボランジェによって1829年に造られ、その名を冠した名門シャンパーニュ・メゾンです。生産に必要なブドウの約70%を、シャンパーニュ造りに最良とされるグランクリュとプルミエクリュでおもに構成される160haの自社ブドウ畑から供給しています。
また、オーク樽での発酵や、カーヴでの長期に渡る熟成など、伝統的な醸造法によって支えられた製品の品質の高さにより、世界的な名声を確立しており、1884年からは英国王室御用達を拝命する希少なメゾンのひとつとなっています。現在も、設立当時から変わることなくボランジェ一族によって、生産における厳しい基準が保ち続けられ、1992年には、こうしたメゾンが長年守り続けてきた製法と基準を表す"倫理と品質"を『ボランジェ憲章』として発表しました。継承される伝統によって育まれる、一貫したスタイルとすばらしい品質を誇るシャンパーニュを造り続けています。
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