サイバークラブ
 
CONTENTS
ワインファンドの仕組み
運用状況
マーケット現況
コラム
 有名シャトーを様々な角度から紹介するシリーズの第1回目は、ポイヤックの1級格付、シャトー・ムートン・ロートシルトを取り上げました。
続きはこちら
新規募集について
現在募集中のファンドはございません。
過去の募集はこちら
オリジナルファンド設定について
イベント情報
初の春の華麗なるフランスワインの夕べの模様は?
2010年5月28日(金)開催
続きはこちら
よくあるご質問(FAQ)
会社概要
お問い合せ
【金融商品取引業者番号】
関東財務局長(金商)第1577号
プライバシーポリシーはこちら 資産の運用、相続・贈与の総合サイト 43navi 詳しくはこちら

マーケット現況

[ 中国系マーケットの躍進(2010年3月)]

1.中国マーケットの本格化

 毎年3月末から4月上旬にかけて行われる、UGC(グラン・クリュ協会)主催のプリムール・テイスティング会に訪れたバイヤー数は、今までの最高が2005年ヴィンテージのテイスティングに訪れた5,475人でしたが、最終発表は未だですが、今年行われた2009年ヴィンテージのテイスティングに訪れたバイヤー数は優に6,000人超とのこと。
中でも特に目立ったのが中国系バイヤーの数であり、昨年まではちらほら見る程度でしたが、今年は主流と言える数のバイヤーが訪れていました。

 世界最大のワイン見本市、「ヴィネクスポ(VINEXPO)」アジア・パシフィックの主催者が行った調査によると、中国マーケットのワイン消費量は年間約8億1,600万本で、その内11.8%が輸入ワインであり、2013年には最低でも現在比32%増と予想されています。
ボルドーワインにとっての中国マーケットは既に世界第8位の市場であり、2013年までには日本を抜いて第7位にランクアップの見込みです。

 中国マーケットを正確に計る上で考慮すべき点は、中国本土へかなりの数のワインを転売している香港、シンガポール、台湾などの中国系マーケットの存在です。
その中でも香港マーケットの勢いは目覚ましく、特にワインが非課税商品となってから香港はアジアにおけるワインセンターの地位を確立し、スイス、日本を抜いて第5位に躍進し、特に高級ワインのオークション市場としては2009年にロンドンを総額で上回り、ニューヨークに次いで世界第2位の高級ワインオークション市場に発展しました。

 2010年1月に香港でサザビーズが主催した今年初めてのワインオークションでは、中国全土から集まった買い手達によって、10時間で800ロットが完売し、約500万ユーロの売上があったそうで、ラフィット・ロートシルト1982年の6リットル(8本分)が35,000ユーロ(約437万円)で落札されたほどの状況でした。

 これら中国系のマーケットシェアを合計すると16.5%でイギリスに次ぐ規模となりますが、第1位のイギリスは香港の旧宗主国としてかなりの数のワインを香港に転売しています。

 また、中国系マーケットの数字に日本と韓国を加えると、ボルドーワインの最大マーケットは欧米ではなく、既にアジアであることが明確に数字に表れています。

2.中期的な展望

 前述の上位15ヵ国中、欧米諸国と日本は既に市場が成熟しており、今後の大きな伸びはあまり期待出来ませんが、他のアジア諸国は発展途上の市場として毎年二桁の伸びを見せており、規模は未だ小さいもののヴェトナム、インドネシア、タイ、マレーシアなどの東南アジア諸国でもワインの消費市場は拡大を続けています。

 ボルドーのネゴシアンやヨーロッパのブローカー筋では、10年以内に五大シャトーの価格は現在の倍になると見る向きが多く、以前は20ユーロ代であったカリュアド・ド・ラフィット(ラフィット・ロートシルトのセカンドラベル)が100ユーロを超えて売買される現状を鑑みれば十分にあり得る予想であると思います。

 中国銘柄は今のところまだ10数銘柄ですが、その銘柄数は拡がりを見せており、今後もしばらくの間は中国銘柄を中心に上昇を見せる展開が予想され、昨今の伸びは大きいものの、まだまだ余地の残る中国系マーケットは、益々目の離せないエリアとなっていきます。

このページのトップへ