
フランスの新酒ワイン、ボージョレ・ヌーボーが本日(11月19日)解禁されました。
TV・新聞報道などでも取り上げられていますように、今年のボージョレ・ヌーボーは景気後退の影響か、お手頃価格になっているようです。ところが、価格が手ごろなだけでなく、味わいも稀に見る素晴らしい年の美味しいワインとなったようです。
★フランスのボージョレ・ワイン委員会のコメント
本年のボージョレ・ヌーボーについてつぎのように伝えています。
「2009年は気候条件が良好であることが幸いして、ぶどう畑は完ぺきな衛生状態を保ち、安定して成熟度が増している。素晴らしい糖分を含み、小粒で果皮は厚く、酸味とのバランスが非常に良くとれている-この事実は2009年が稀に見る素晴らしい年になることの前兆ともいえる。」
★生産者のコメント
今年の予想収量は約80万hl(年平均は100万hl)と全体的に控えめで、気候条件のすばらしさが収量の少なさに加わることで、今年のワインのクオリティの高さの証明になると考えており、「歴史的ミレジム(ヴィンテージ)になるべき条件がそろっている」と口にしている。
★ボージョレ・ワイン委員会テクニカル・ディレクターのジャン・リュック・ベルジェール氏のコメント
「ワインの色合いが高尚な色になるすべての条件(=完ぺきな衛生状態、厚めの果皮を伴う小さな果粒、控えめな収量、早く始まった収穫、昼と夜の理想的な気温差など)がそろっており、《2005年を除けばこれだけ美しい色を見たのは1976年以来だ!》」と評している。さらに「味についても、質の高いタンニンが存在感を持ち、素晴らしいストラクチャーで余韻が長く、バランスのよく取れたワインになることが予想され、肉付きの良い豊かなワインだが、同時にフルーティさやフレッシュさも失わない素晴らしい味わいが期待できる」とも評価している。
彼は最後にこのように締めくくっている。
「色、フルーティさ、力強さ、これらすべてにおいて完璧なまでのバランスの良さを有する、記念すべきミレジム(ヴィンテージ)の誕生になることだろう」
2009年という新しい年がボージョレーの歴史に名を刻むことは疑う余地もない。